速記とは
そっ-き【速記】
1. すばやく記すこと。特に、速記術で記すこと。
2. 速記術の略
そっき-じゅつ【速記術】 (shorthand)普通の文字と異なる符合によって談話・演説などをすばやく書き取り、のちに普通文字に書き直す法。
(広辞苑)
主な速記術
一言に速記と言っても、さまざまな方式があり、方式が違えば書き方も大きく変わってきます。
有名な方式は、衆議院式・参議院式・早稲田式などで、関大速記部では山根式という方式を使っています。
裁判所などでは速記専用のタイプライターなどもあります。
速記を使う
今の時代、速記なんて時代遅れだ、という声をよく耳にします。
しかし、今の時代でも、まだまだ速記の活躍の場があるということを紹介したいと思います。
1. 議会 衆議院・参議院はもちろん、地方議会でも速記は使われています。廃止の声も囁かれますが、今はまだ録音よりもパソコンよりも速記の方が効率的であるようです。
2. 裁判所 法律で録音を禁じている日本の裁判制度において、速記は欠かせません。
3. インタビューなど 録音と速記を併用することも多く、速記なら録音機が拾えなかった言葉も記録でき、反訳時間も短縮できます。
4. 日常のメモ
仕事場に於いては、急な電話をメモする時に。大学に於いては、講義内容のちょっとしたメモに。特に早口の教授相手に、その威力を発揮します。テスト範囲もばっちりメモすることができます。
5. 暗号文
誰にも読まれたくない日記は、速記文字で書いてみてはいかがでしょうか。
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